メモ書きや調整前の文章をもとに要約
生成AI「ChatGPT」を書類作成に活用

無料版のChatGPT 3.5は会員登録のみで利用可。利用は公式サイトから
 「文章を書くのが苦手」「端的にまとめられず長文になってしまう」。今回紹介するのは、そんなときに一度試してみたい生成AI「ChatGPT」です。

この記事のポイント

  • 使い方は、メッセージ入力欄に質問やコメントを送るだけ
  • 上手に使うには、AIへの指示文(前提条件や与える情報)を工夫することく
  • 最後は生成された文章を確認し、自らの目線で整えましょう

「ChatGPT」は、人間の言葉に対し、AIが膨大な学習データから法則を予測し、応答するAIチャットサービスです。

使い方はメッセージ入力欄に質問やコメントを送るだけ。数秒でAIから返答が届きます。AIへの指示文をわかりやすくしたり会話を重ねたりすることが、より求める答えに近づけられます。メモ書きをもとに保育日誌に載せる文章を生成したり、長文を指定の文字数に要約したり、自分の文章が相手に伝わりやすいものになっているかを確認する校正ツールとしても活用できます。ぜひお試しください。

※ChatGPTに送信した内容は今後の学習データに活用される可能性があります。個人情報を送らないようご注意ください。

使い方

ステップ① メッセージ入力欄からChatGPTに質問を送る

公式サイトでアカウントを作成し、ページ下部の[ChatGPTにメッセージを送る]から質問を送信します(文字入力後、Enterキーで送信)。過去の会話履歴は左側のバーに表示されます。

ステップ② AIが理解しやすいよう質問文や指示文を工夫する

「あなたは4歳児クラスを担当する保育士です。保育日誌に載せる文章を以下の前提条件で要約してください」など前提となる情報や条件を示すと、それらを考慮した文章が生成されます。

ステップ③ ChatGPTと会話しながら 答えをブラッシュアップする

回答に対し、「箇条書きでまとめて」「園児それぞれの様子がわかるように」など会話を重ねることで、より求める答えに近づけられます。最後は生成された文章を確認し、自らの目線で整えましょう。

無料版のChatGPT 3.5は会員登録のみで利用可。利用は公式サイトから
執筆者
服部由実

編集長。企画・取材を担当。IT企業の広報部門に所属し、社外広報や採用活動に取り組んでいます。

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