人間同様パソコンも健康診断が大事です。機種に合わせてHDDやメモリ、バッテリーなどを定期的に確認し、故障前に適切な対処をしましょう。また更新プログラムでパソコンを最新の状態にしておくことも大事です。
パソコンの健康診断とは
人間同様パソコンにも健康診断が大事です。HDDやメモリ、バッテリーなど定期的にパソコンの状態を確認することで、故障の前兆を察知できるかもしれません。おかしな動きをしているときは、故障する前に適切な対処をすれば最悪の事態を防げる可能性もあります。パソコンの健康を維持するためにチェックしてみましょう。ご利用の機種によって確認方法は様々ですが、今回はいくつか確認方法の例を紹介します。
タスクマネージャーからメモリの使用状況を確認する
パソコンの動作が遅いときは、メモリが不足していることが考えられます。タスクマネージャーからメモリの状況を確認しましょう。「Altキー+Ctrlキー+Deleteキー」を同時に押すと画面が変わるので、「タスクマネージャー」をクリックして起動しましょう。「プロセス」タブや「パフォーマンス」タブで状況が確認できます。詳細は、以下の記事でわかりやすく紹介されています。
バッテリーの状態を確認する
ノートパソコンの場合は、バッテリーの心配もあります。電源がない状態で突然バッテリーが切れてしまうといったことがよくあります。バッテリーの寿命を確認しておくことも大事です。バッテリーの確認は、以下のリンクの「Windows 11 で詳細なバッテリー レポートを取得する」項目をご覧ください。
https://onl.sc/eu2j1T5
レポートの「Installed Batteries(内蔵バッテリー)」という項目にある「DESIGN CAPACITY」がパソコン購入時の最大のバッテリー容量、その下にある「FULL CHARGE CAPACITY」が現時点で充電できる最大のバッテリー容量です。「FULL CHARGE CAPACITY」÷「DESIGN CAPACITY」×100で計算してみましょう。ここの数値が80%を下回ると買い替え時とよく言われています。
パソコンを最新の状態に保つ
健康状態をチェックするだけでなく、更新プログラムなどでパソコンを常に最新の状態に保ち、健康状態を維持しましょう。Windowsの場合は、Windows Updateがあります。Windows Updateは、Windowsのシステムやセキュリティを最新の状態に更新する機能です。特別な理由がない限りは、Windows Updateを実行することをオススメします。
Windows Update 更新プログラムの確認
まずは、Windows Updateの更新プログラムが最新かどうかを確認しましょう。以下のリンクから「Windows更新プログラムを確認する」ボタンをクリックすると設定画面が表示されます。「最新の状態です」となっていれば安心です。更新プログラムがあればインストールしましょう。