未読・既読状況の可視化で迅速フォローを 
職員の被災想定 園内SNSで安否確認

nanotyの掲示板画面。安否確認の投稿にコメントし、職員の被災状況を確認
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 災害時、園児の安全確保や保護者への連絡を円滑に行うためにも、職員間の情報共有は不可欠です。今回は、SNS型の園内情報共有サービス「nanoty(ナノティ)」を活用した職員連携の事例を紹介します。

 「nanoty」は、園日誌や会議の議事録、スケジュールなどを職員間で共有できるSNS型の情報共有サービスです。2017年のリリース以来、日頃の情報共有に活用されてきましたが、災害時にも活用されるケースがあるとのこと。

掲示板機能で安否確認・職員連携

記事の既読状況をもとに未読の職員をフォロー

 災害時は、職員も被災者。園に来られない職員がいたり、長時間にわたって電話が使えなかったりと、職員連携も難しいものです。そうしたとき、nanotyの掲示板に職員の安否確認や園の被害状況を投稿すれば、離れていても全職員と情報を共有できます。
 掲示板は、[会議][緊急連絡]などカテゴリごとに記事を投稿・閲覧できるほか、自身や他職員の既読状況も表示されるため、必要な情報にアクセスしやすく、連携やフォローがしやすいことも活用される理由のひとつです。

 大切なのは、日頃からデジタルでの情報共有に慣れること。いざというとき、全職員が冷静に対処できるように、緊急時の連絡手段やルール、必要な備えを見直してみましょう。

体験版は15日間無料で利用可能。詳細は公式サイトをご覧ください。
執筆者
パステルIT新聞

「園づくり・人づくりを考える」をテーマに園に役立つITツールやサービスを紹介するIT専門紙。2008年創刊。全国の幼稚園・保育園・こども園と幼稚園教諭・保育者養成校、あわせて11,000施設以上にお届けしています。

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