【海外園レポート】幼児世界交流紀行~ケニア編~

国旗をモチーフにした帽子やアフリカの伝統生地「キテンゲ」を身に付け交流するBrookhill Academyの園児たち
 子どものグローバルな感性を育もうと、海外園と自園をリアルタイムでつなぐ「オンライン世界交流」に取り組む園が増えています。今回紹介するのは、ケニアのBrookhill Academyとライクアカデミーにじいろ保育園小伝馬町(東京都)の子どもたちとの交流レポート。Brookhill AcademyのDavid先生に一問一答形式で答えていただきました。

異なる考えを学び、共有し、影響しあう経験に

  • 交流実施のねらいは?

 文化交流によって海外の人々がどのように暮らしているか理解し、子どもたちの世界を広げることです。また、異なる考えを学び、共有し、影響しあうこともよい経験になりますし、世界中に友だちをつくることで、将来、お互いを訪れたり交流したりできればよいと考えました。

お祝いを表す顔のペイント
  • 子どもたちの変化は?

 日本人に対する見方が大きく変わり、日本人の友だちをつくることができるのだと気づいたようです。肌の色の違いや地理的な距離にかかわらず、みんな同じ人間だということを理解していました。

  • 日本の子どもたちの印象は?

 行儀よく、友好的で、知識がとても豊富でした。

  • プログラム全体を通して

 子どもたちは、ライブ交流前の日本の紹介動画やビデオレター、そして実際のライブ交流を通して、日本について知ることをとても楽しんでいました。

Brookhill Academy David先生(ケニア)

 幼稚園から小学校までの一貫校。子どもたちが地域で、また世界で活躍していけるような教育を目指し、さまざまな取り組みを行っている。

「オンライン世界交流」とは?
海外園と自園をリアルタイムでつなぎ、互いの国を紹介しあうオンライン交流。子どもの世界観を広げる取り組みとして、注目されている。
「オール地域でSDGs推進 オンラインで世界めぐり地球知る」(パステルIT新聞2022年1月号)
シンクアロットが提供する世界交流プログラムEN-TRY。日本の幼稚園・保育園と海外の園をつなぎ、子どもたちのワクワクする国際交流を実現するサービスです。国際交流の体験レポートやプログラム詳細はWebサイトからご覧ください。
執筆者
服部由実

編集長。企画・取材を担当。IT企業の広報部門に所属し、社外広報や採用活動に取り組んでいます。

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