Makeblock Japanの菊池氏(左)と東京大学の山内教授(右)
小中学校のカリキュラムとして取り入れるためのSTEAM教育の研究がこの4月より始まりました。これには、東京大学大学院情報学環 山内祐平研究室が取り組みます。
小学校でのプログラミング教育必修化をはじめとして、STEAM教育(Science :科学、Technology:技術、Engineering:工学、Art:芸術、Mathematics:数学の各教科での学習を実社会での課題解決に生かしていくための教科横断的な教育)が注目されている一方で、今後小中学校の学習指導要領とどう整合させていくかはまだまだ課題となっています。そうした中、東京大学大学院情報学環 山内祐平研究室では、Makeblock社支援のもと、STEAM教育に関する新たな研究が始まりました。
それは、STEAM教育の概念や実践を整理し、日本の小中学校におけるカリキュラム的な位置付けを見出すもの。その上で、教材として効果的な教材を開発していきます。研究支援元のMakeblock社は、各国にてSTEAM教育につながる製品を提供している企業。研究で明らかにする、教育カリキュラムに適合するSTEAM教育の製品開発が期待されます。小中学校におけるSTEAM教育の実践は、幼児教育の現場でも注目していきたいものです。
【Press Release】STEAM教育に関する研究を開始