子どもを社会で育てる啓発イベント みんなの保育の日開催

 4月19日、六本木のニコファーレでは、「みんなの保育の日」が開かれました。このイベントは、「フォー・イク」と読めるこの日を記念日と定め、子どもを社会みんなで育てるムーブメントを創り出したいと考える保育関係者、行政関係者、メディアなど12団体が共同主催になり開催されました。

 13時から20時までの長丁場にも関わらず、会場は常に満席。来場者数は300名を数えました。会場の様子は「ニコニコ生放送」で全国にネット中継もされ、その視聴者は約27,500人と報告されました。

 冒頭では、同イベント実行委員会を代表し、認定NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏と、こども法人キッズカラー 代表の雨宮みなみ氏が挨拶。続いて、「地域で子どもを育てる」がテーマのパネルトークでは、(株)グローバルキッズ 取締役の田浦秀一氏、茶々保育園グループCEOの迫田健太郎氏、(学)リズム学園 学園長の井内聖氏が登壇。鎌倉女子大学の小泉裕子教授がモデレータを務め、地域を巻き込んだ保育環境づくりの事例が共有されました。

 後半の保育イノベーター10組によるプレゼンテーションタイムでは、子どもを社会で育てることにつながる活動をするチャレンジャーの熱き想いがプレゼンされました。中でも、保育士であるてぃ先生(左写真)は、「保育士そのものが意識を高めるべき」と声高に呼びかけ、視聴者から送られるコメントが一気に増えました。保育士経験のある雨宮氏もプレゼンターとして登壇し、「保育の仕事が大変なのは、体力勝負だからでもなく、安月給だからでもない。子どもたちの命を守りながらも、彼らにとってのベストを考え続ける仕事だからだ」と主張し、子どもたちの笑顔のために日々頑張っている多くの保育士の気持ちを代弁しました。イベントはこれまでで最大規模となり、多くの人々の関心を集めました。

執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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