とんがりランプシェードをつくっちゃお!

 クリスマスが近づくと、街全体が賑やかになります。園内でもクリスマス行事をしたり、ツリーやオーナメントを飾ったりして楽しんでいることでしょう。
 そこで、今回は100円ショップや雑貨店で入手できる、手のひらサイズのLEDキャンドルライトを用いたランプシェードをつくってみましょう。ほんのりやさしい灯りが、心温まる空間を演出してくれそうです。

操作手順

材料と下準備

 LEDキャンドルライト、コピー用紙、はさみ、のりを用意します。まず、パワーポイントを起動し、[ ホーム – スライド – レイアウト – 白紙 ] を指定します。続いて、[ デザイン – ユーザー設定 – スライドのサイズ – ユーザー設定のスライドのサイズ ] で[ スライドのサイズ指定 ] を「A4」に、[ 印刷の向き – スライド ] を「横」にします。そして、[ 表示 ]の[ ルーラー ] と[ ガイド ]にチェックを入れ、ガイド線を表示。縦横とも座標0.00(用紙の縦横の中央)にします。

 [ 挿入 – 図 – 図形 – 基本図形 – パイ ] を選択し、Shiftキーを押したまま適当な大きさで「パイ(円弧)」を描きます。そして、ガイド線を目安に黄色いハンドルをドラッグして内角90度の扇形になるようにします。それを縦横比が歪まないように、Shiftキーを押したまま右隅のハンドルをドラッグして大きさを整えます。中心角部分は白塗りの丸を描くなどして弧の状態しておくと、糊づけ時に持ちやすくなります。

デザイン・印刷・組立

 あとはお好みでデザインを施し、印刷をします。

01
扇形のテンプレートにデザインをします。背景や枠線の色は描画ツールの[ 書式 – 図形の塗りつぶし・図形の枠線 ] で指定。図形やイラストも添えましょう。Shift キーを押したまま図形をクリックすると複数選択ができ、Ctrlキーを押したままドラッグするとコピーされます。

切り取り時には糊しろを考慮しましょう。くるっと丸めて貼り付ければ、とんがりランプシェードの完成です。

02
デザインが整ったら印刷をしましょう。今回は普通のコピー用紙を使用しましたが、和紙などを使うと味わいも変わりますね。切り取るときには、いずれかの辺に、糊しろ部分を残して切ることを忘れないように気を付けましょう。くるっと丸めて貼り付ければ完成です。

 LEDキャンドルライトにかぶせて仕上がりを確認しましょう。

03
完成したランプシェードをキャンドルライトの上にかぶせます。今回は大手100 円ショップで販売しているLEDキャンドルライトを使用しました。ゆらめく炎のように点灯します。色が変わるタイプもあるようです。火を使わないので園内でも安心して使えますね。

ポイント1

ポイント01

 デザインは、イラストを用いたり手描きをしたりすることもできますが、[ 挿入 – 図 – 図形 ] には、図形を描画するツールが豊富にあり、それらを組み合わせて様々な幾何学柄をつくることができます。カラフルな三角形を並べたり、単色で大きさの異なる円を並べたり、菱型を放射線状に並べたり・・・。大きさ・長さ・線の太さ・色を変えるだけでも印象が変わります。パソコンならではのデザインも楽しみましょう。

執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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