前回のコラムの最後の問いかけで、「なぜ自分が保育の仕事を志したか?」について、考えて頂いたと思います。
おそらく、色々な想いがあると思います。
例えば、自分の幼稚園時代の先生がとても優しくて、ずっと幼稚園の先生に憧れていたですとか、純粋に子どもが大好きで、子どもと関わる仕事をしたいと強く想っていた等々
他の職業と比較して、小さい頃から身近な職業である保育の仕事。
今、保育士は、女の子のなりたい職業ランキング2位だと言われています(ちなみに、1位はパティシエです)。まさに、女の子の憧れの職業だと言えます。そんな憧れの職業についた皆さんが、今悩んでしまっているのはなぜか?
それは、目の前の出来事に目がいってしまっているからかもしれません。キャリアは、まずは原点に立ち返ることが重要で、その原点を深掘りしていくことが更に重要です。
なぜ「自分が保育の仕事を志したか?」を考えた時に、例えば純粋に子どもが大好きだから、だったとした場合、
子どもと関わるとどんな気持ちになるか?
子どもにどんなことをしてあげたいか?
自分が子どもと関わることで子どもはどう成長していくか?
子ども達にどうなってほしいか?
そういったところまで是非深掘りして考えてみて下さい。
仕事に行き詰まってしまった時、原点に立ち返ることで見えてくることがたくさんあります。
是非、ノートに感情の思うままに書いてみて下さい。感情は、自分の潜在意識からのメッセージです。感情こそが、自分の内なる気持ちを表現してくれています。
そこに、自分自身の大事にしていることが見えてくると思います。