情報モラルを高めるために

 スマートフォンの普及率が6割に達したことが、総務省の調査から明らかになり、インターネットは私たちのくらしとより密接になると同時に、サイバー犯罪に巻き込まれる危険性も高まりました。こうした中、ウイルス対策ソフトメーカーの(株)カスペルスキーは、IT初心者を対象とした、インターネットのセキュリティ知識やモラルについてまとめた冊子「セキュリティとモラルのガイドブック」を2015年1月に刊行し、中学校、高校、大学、市民講座、ボランティア団体などに配布してきました。現在、内容が最新情報にバージョンアップされた2016年版を配布しています。

 「公衆Wi-Fiで、ログインを必要とするサービスを使ったり個人情報をやりとりしていない」かどうかなど、セキュリティに関する自己診断チェックをもとに、全24項目でセキュリティ対策のポイントやインターネットの利用時における心構えが紹介されています。

 冊子はAmazon.comから購入可能。無償提供されているPDF版は、公式サイトの窓口からお申し込みください。

セキュリティとモラルのガイドブック
執筆者
八木侑子

2・4面担当のパステルIT新聞編集スタッフ。ライティングだけでなくデザインも担当しています。

注目の話題