パソコンが重くなると仕事の効率も大幅ダウンします。不要データの削除、D(データ用)ドライブへのデータ移動、外付けメディアやクラウドの活用など、年度が替わる前にパソコン内のデータをすっきりさせましょう。
パソコン整理術
おたよりや資料など、普段使っているデータひとつひとつは軽くても、ちりも積もれば山となっていきます。普段使っているデータも知らぬ間にドライブを圧迫していますので、日ごろからパソコン内は整理するようにしましょう。今年度1年分のデータがたまってきた頃ですので、3月までにきれいにまとめて、すっきりとした気持ちで新年度を迎えましょう。
整理術は様々ですが、いくつかご紹介しますので、試してみてください。
ディスククリーンアップをする
「ディスク クリーンアップ」では、一時ファイルやごみ箱の中にある不要なファイルなど、削除しても問題ないファイルを検出し、ハードディスクの空き容量を増やすことができます。[スタート-すべてのプログラム-アクセサリ-システムツール-ディスク クリーンアップ] から実行できます。
Dドライブを活用する
ウィンドウズパソコンではCドライブ、Dドライブと、2つのドライブが標準的に用意されているものがほとんどです。その場合、Cドライブをソフトウェアなどを動かす起動ディスクとして使用されているものが多く、何も設定しないと大抵のデータはこのCドライブに保存されていきます。
アプリケーションを動かしているCドライブの空き容量が減るとパソコンが重くなる原因となります。WordやExcelなどで作った文書データ、写真や音楽データなどを外付けメディアに移動すれば容量は空きますが、普段よく使用するものはパソコンに残しておきたいものです。そんな時は、もう1つ存在するDドライブにデータを移すことでCドライブの空き容量が確保されます。
Dドライブにデータを移すだけの簡単な対処方法ですので、ぜひ試してみてください。
外付けメディアやクラウドを活用する
パソコン内にあるデータをパソコン外に保存することで容量を確保しましょう。
CD、DVD、USBメモリ、外付けハードディスクなど、様々な外付けメディアがある他、最近ではインターネット上にデータを保管できるクラウドサービス、ストレージサービスと呼ばれるものもあります。無料のものもたくさんあるため気軽にはじめられます。
その他の対策
その他にも、インターネットからダウンロードするデータの保存先を変更したり、デスクトップを整理したり、いろんな対策があります。過去の記事を見ながら、対策してみましょう。