色彩に生きた女性アーティスト メアリー・ブレア展開催中

「ふしぎの国のアリス」コンセプト・アート
1951 年 © Disney Enterpriases,Inc.
「ふしぎの国のアリス」コンセプト・アート 1951 年 © Disney Enterpriases,Inc.

 ウォルトが信じたひとりの女性。それは、「シンデレラ」「ふしぎの国のアリス」などディズニー映画のカラースタイリングや、ディズニーランドで人気の「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインを手掛けたメアリー・ブレア(1911 – 1978)でした。

 この夏、彼女の原画約500点を展示した「メアリー・ブレア展」が東京都現代美術館(東京都江東区)で開催されています。この展示数は世界初の規模。スタジオジブリの協力もあり、国外への貸し出しはめったにないディズニー社の貴重な資料なども展示されていることから、「たった一度の展覧会」として話題を集めています。

 1940年代~60年代といえば、アメリカ社会でも女性の社会的な活躍が難しかった時代。しかし、ウォルト・ディズニーという天才との出会いが彼女の才能を開花させ、当時としては考えられないほどの魅力ある実績を残していきました。現在も多くのトップクリエイターから尊敬を集めるメアリー。ディズニーファンはもちろん、彼女の生き方に憧れる人々も数多く会場に足を運び、深い感銘を受けています。

 また、同展示会の主催者である日本テレビは、「みんなの写真で絵本の世界を描こう」と題した夏休み企画を実施。これは、メール投稿で集められた子どもたちの写真を並べていき、メアリーの描いた絵を再現するというものです。制作を担当するのは、日本大学芸術学部の皆さん。完成した作品は、7月31日~8月31日まで汐留・日テレプラザにて開催される「GO!SHIODOME ジャンボリー」の会場に飾られるということです。

執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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