キャラクターを印刷した台紙を自作して見せ方を工夫
パステルIT新聞が提供する動画配信アプリ「てのりの」利用園に聞いた、動画配信のノウハウを紹介! 今回は、愛知県にある古知野西保育園の遊び心満載の撮影テクニックを取材しました。
撮影テク:子どもが夢中になっているものをテーマにする
古知野西保育園が動画撮影の上で重視したのは、「ストーリー」。クラス担任に子どもたちがいま夢中になっているものや気に入っているものを聞き、それをヒントに見せ方を工夫します。
どろぼうがっこうが流行ってます
ちょうどそのとき、子どもたちに大人気だったのが絵本の『どろぼうがっこう』(作・絵:かこさとし)。登園してすぐ手ぬぐいを頭に巻いて、どろぼうになりきって歩き回るほどの熱狂ぶり。
同園は中止になった運動会の代わりに、『どろぼうの修行』に出かけるというストーリーを考え、子どもたちが園庭を走りまわる様子やしゅりけん道に見立てた道をぽっくりでわたる様子を撮影。
「ファンタジーの世界にひたって遊ぶことはとても大切。想像力や楽しむ力につながる」と伊藤園長。ストーリー仕立ての動画は再生回数も伸び、保護者の満足度にもつながっているようです。
古知野西保育園(愛知県)
「人」こそすべて、の保育理念のもと、子ども主体の保育をしている。植物や野菜の栽培・収穫を通して季節を感じ、短大学生による調理実習体験も。