わずか0.2秒で顔写真と乗降データがタブレット内に記録される
車内置き去り防止装置の設置義務化を受け、各メーカーから多様な製品が提案されています。株式会社日本ビジネス開発が提供する「カオレーダー」は、長年のソフトウェア開発技術をもとに開発された、顔認証とレーダー検知の技術を使った車内置き去り防止装置です。
開発の背景にあったのは、目視による降車確認に対する課題感。業務が習慣化することで確認が疎かになる可能性があるという考えから、本製品は職員の負担が少ない顔認証での乗降確認とレーダーによる自動検知を採用しています。バス乗降口にタブレットを設置し、園児の顔認識で乗車人数を正確にカウント。降車時に再度顔認証を行い、乗降人数が異なる場合には降車ができていない園児の顔写真を表示します。さらにエンジン停止後はレーダーによる車内検知が作動し、見落としを補完できるため安心です。
ポイントは、顔認証を活用することで誰が車内に残っているのかが画像ですぐにわかること。顔認証の際には8種類の動物の鳴き声がランダムに鳴るしくみも。安全を守るだけでなく園児にとってバスの乗り降りが楽しいものになりそうです。
「カオレーダー」詳細はこちらから
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