ICT活用は私たちの生活を豊かにしてくれます。そのために大切なのは、システムを使う人がどのように活用するかです。導入時は、目的の共有、プロセスの整理、運用ルールの制定、職員教育・研修などを行いましょう。
ICT導入を成功させるための運用ルールや職員教育
ICTシステムは手段にすぎず、どのように運用し、業務を最適化していくかが重要です。導入するには、ある程度の労力も必要となるため、導入自体が目的となってすり替わってしまうことがあります。また、現場の職員が準備にかける負担も増え、マイナスなイメージに捉えられてしまうことも多いようです。こうなるとシステムが生きたものにならず、失敗に終わってしまうこともあります。
ICTシステムを導入する際は、現場の声を集め、今よりも新しいシステムに変わることでどんなメリットがあるのかを共有しておく必要があります。新しいものに変化していくときには、反発や苦手意識が出てくるのは当たり前のこと。その課題をどのように解決し、運用していくかを明確にし、導入するための職員研修・教育をしていくことが、ICT導入を成功させるためのカギとなりそうです。