カラーで伝わる情報発信 大量印刷も快適に

毎月の園だよりやクラスだより、入園説明会や会議資料など、年間の印刷物は25万枚以上。オルフィスFTの高速印刷と低コスト、給紙トレイが時短・効率化を実現。
約500名の園児が在籍し、年間印刷物が25万枚を超える学校法人浜松平和学園 平和こども園。印刷物の種類も部数も多い大規模園での、印刷業務の効率化について取材しました。

 昭和25年に幼稚園として開設し、平成28年に「平和こども園」として新たにスタートした同園の特徴は、幼稚園部・保育園部の垣根なく子どもの成長機会があること。幼保混合のクラスでたくさんの友だちと生活する中で、あいさつ、身支度、食事、時間を守るといった基本的な生活習慣を身につけ、社会性や積極性を育んでいます。

 幼稚園部と保育園部を合わせて約500名の園児が通う同園。印刷物の部数・種類ともに多い大規模園に導入されたのは、2020年に発売された理想科学工業株式会社の高速カラープリンター「オルフィスFT」です。本体はコンパクトながら、120枚/分(※1)でA4フルカラー1枚あたり1.47円(※2)と経済的。写真やページが多いデータでも、低コスト、スピーディーにプリントできます。

 「在園児と職員を合わせると600部。大量のプリントが高速で印刷でき、カラーで見やすい資料作成を低コストで実現するのにオルフィスは欠かせない」と語るのは、同園の米田事務主任です。

オプションの増設2000枚給紙トレイには、使用頻度の高いB5用紙を常備

 同園のように、一度にプリントする量が多いと、用紙切れの頻度が高まり、給紙の手間や無駄な待ち時間が生まれがち。さらに、同園の印刷物は、園児のバッグに入れやすいB5サイズのおたより、会議資料に使うA4用紙、A3の厚紙、封筒など用紙サイズが多種多様。そこで、給紙オプションの「増設2000枚給紙トレイ」を導入し、本体の給紙トレイと合わせて最大4000枚(※3)の用紙を積載することで、用紙補充回数や入れ替えの手間を減らし、大量プリントを効率よく印刷しています。

 また、プログラム印刷機能を活用し、全クラスの必要部数をオルフィスに設定。ボタン1つですべてのクラスごとの部数が互い違いで排紙されるため、仕分けの手間も省いています。

優しい色合いで伝わるおたより

 米田事務主任のつくる入園資料にも、たくさんのカラー写真が使われています。

 「園に初めて来る親御さんの気持ちになって、園の空気感を伝える写真を多めに使ったり、注目してほしいポイントに色を置いたり、伝える工夫をしている。数年前まで外注していた封筒やパンフレットは、少部数で発注すると割高感があった。今はオルフィスで内製できるので、コストを気にせずデザインや情報の更新ができている」と、コストダウンや自由度の高さに満足しているようです。

 また、学年主任の村上先生のこだわりは、お知らせ事項だけではなく、家族の話題になるようなおたよりをつくること。

 「オルフィスの、強すぎない、柔らかな色合いが保護者の方への手紙にちょうどよい。読んで楽しいか、試行錯誤しながらつくっていますが、読んでもらう工夫として色彩はすごく大事だと思う」と、おたよりや資料を作成するモチベーションも上がっているようでした。

※1:オルフィスFT5230の場合。A4普通紙片面横送り、標準設定連続プリント、本体フェイスダウン排紙トレイ使用時。
※2:A4普通紙片面、RISO FTインクF使用時。
※3:理想用紙IJ(85g/㎡)使用時。同一サイズ(A4、B5のみ)の用紙積載時。

導入園の声 平和こども園(静岡県浜松市)

「明るくたくましくやる気のある子」を目指し、学年・学級に捉われず全職員で人間形成の基盤づくりに力を入れている。

執筆者
芦川桃香

取材・執筆を担当。地方IT企業の広報目線で、地元企業の採用活動やオンライン配信などを支援。

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