短冊状に裁断して作る独自サイズの印刷物
印刷物をつくるときには、一般的に用紙サイズを指定してから原稿を編集します。園にあるプリンターですぐに印刷できる用紙を選べば細かな設定をしなくてもよいため、多くの印刷物は、A4、B4、A3などといった既定の用紙に応じて作られます。ただ、印刷物のできあがりサイズやかたちに変化をつけると、バリエーションが広がります。岐阜幼稚園では、イベント案内状の原稿を印刷後、短冊状に裁断してユニークな印刷物にしています。
切り抜きや画用紙での装飾で楽しさを演出
用紙の長辺を利用して、3分割にすると、縦長の印刷物ができます。これを蛇腹式に折りたたみ、画用紙で装飾してキリンに変身させました。(右図1)絵本に親しむイベントの案内はカエルをモチーフにしました。短冊を三つ折りにすると、ニッコリ笑ったカエルになります。目の部分は図形描画機能で描画し、印刷後にはさみで切り抜きました。広げると、そこにもカエルがいっぱい。イラストを並べて飾り罫線としています。(右図2)ゆうすずみ会を楽しむためのシールカードは、ピンクの用紙に様々な図柄を並べました。カードを持ってまわり、楽しんだらシールを貼ってもらうのです。(右図3)このように、案内状や配布物で楽しさを倍増させ、子どもたちの気持ちを高めているのです。
オルフィスならモノクロ並みのコストで安心
理想科学工業の高速カラープリンター「オルフィスX9050」なら、カラーデータを1枚2.05円、1分間に150枚の高速プリントが可能です。300枚でも印刷時間は約2分という素早さ。作業時間やコストへの不安が大幅に減りますので、これまでならモノクロ印刷にとどめていた行事案内やプログラムなども気軽にカラー印刷をすることができます。イベントを心待ちにしている子どもたちのワクワク感を最高潮にし、当日も思い出深い時間となるように印刷物も工夫したいですね。