8月26日、ITを利用し、よりよい保育や教育に取り組もうと考える保育者が全国各地から静岡に集まる「パステルセミナー」が開催されました。5年目の今年は、実機操作を交えて3時間で4テーマに挑戦しました。
まずは、「もしもに備える緊急連絡とデータ管理」。ハードディスクやCD-ROMが破損する危険性や、メール配信のほかツイッターやフェイスブックを用いた緊急連絡体制が紹介されました。
続いて「らくらく!園児管理ソフトで指導要録作成」では、作業時間が手書きの5分の1とも言われる操作を体験しました。要録テンプレートに園児名や住所などの基本情報を流し込み、コメントを候補から選ぶだけでできるのが作業効率向上と、きれいな書類をつくるポイントのようです。
そして、一番人気だったのが「入園説明会・卒園式でみせる簡単動画作成」。ソフトはマイクロソフト社がウィンドウズセブン用に無償で配布している「Windows Live(ウィンドウズライブ)ムービーメーカー」を使いました。保護者には、静止画よりも動画のほうが伝わるのだという発想が先生方の共通認識となっています。
最後は「先生必見!カワイイ・便利なiPadアプリ」でした。『さわって生まれる!動くお絵かき』は、画面に触れて描画すると、点や線が虫となって動き出すアプリで、先生たちもビックリ顔。『Google Map』では、京都の祇園の地図を航空写真で表示し、街を散策した気分を味わいました。そして、三人のスタッフがピアノアプリで『きらきら星』を披露して終了しました。
『きらきら星』演奏
当日演奏した「きらきらぼし」を、後日あらためて撮影しました。こちらもあわせてご覧ください。行事の出し物にいかがでしょうか?