受信したメールに表示された「送信日時」は、送り手が送信したときの時刻です。最近のパソコンは自動的に時計を調整してくれますが、セキュリティ対策ソフトの設定により、調整できていないので注意しましょう。
パソコンでメールをやりとりするときに使うソフトでは、受信トレイの一覧は「送信日時」順に並んでいると思います。そのため、送り手のパソコンの時計が実際と異なっていると、受け手が誤解してしまうことがあります。
タイムサーバーの設定方法
以前は誤解を避けるため、定期的にパソコンの時計を確認することが、ネチケット(インターネット上のエチケット)のひとつだったのですが、ときどき大幅に時刻がずれたメールが届くことがあります。
インターネット上に正確な時刻を発信しているコンピューターを「タイムサーバー」といい、大学などの公共機関や、プロバイダーなどの企業が公開しています。
Windows XP、Windows7ではコントロールパネルから設定ができます。
[スタート]→[コントロールパネル]→[時計、言語、および地域]→[日付と時刻の設定]
Windows XP で日付と時刻を自動的に調整する方法(Microsoft サポート オンライン)
セキュリティ対策ソフトの設定により、タイムサーバーに接続できないことがあります。その場合は、ファイアウォールで「ネットワークタイムプロトコル(NTP)ポート 123」が開放されているか確認してください。