オンラインで気軽に相談 職員連携支えるIP無線機

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現在11台導入。職員同士やバス連絡に活用
現在11台導入。職員同士やバス連絡に活用
 地域の子育て拠点に求められる役割が多様化する中、施設・利用者双方の負担を減らすキャッシュレス決済は注目のテーマです。一時預かり保育料の集金をキャッシュレス化した子育て支援センター「親子ふれあいランド」にその変化を聞きました。

この記事のポイント

  • 園内の職員間連絡にIP無線機を導入。オンライン商談とお試し利用で全員納得の選択
  • 一斉通話・グループ通話機能で安全管理と心理的安全性を向上。私用携帯から業務用へ
  • 送迎バスの連絡や行事進行にも活用。想定外の効果と手厚いサポートが導入価値を証明


ボタン一つで即応援要請! 業務専用の安心できる連絡手段

 緑いっぱいの運動場、木のぬくもりを感じる遊具、行事でにぎわうホール。ゆとりある環境で、子どもたちの心と体の成長を見守る学校法人芳樹学園 市之久田幼稚園。「様々な場所で活動する職員のために、私用の携帯電話に代わる業務専用の連絡手段を探していた」とふりかえるのは、同園の後藤孝亮事務長です。

 株式会社ニシハタシステムのIP無線機導入にあたり、まずは1週間程度の無料貸し出しを利用し、担任全員分の実機9台で使用感を確認しました。IP無線機は個別通話だけでなく、一斉通話や「年少」「年中」「年長」などのグループ通話がボタン一つで選択可能。当初は携帯電話で十分と考えていた職員もワンタッチの便利さを実感しました。

「子どもの体調不良やけがのとき、職員を探し回るのではなく、IP無線機の一斉連絡で即座に応援を要請でき、複数の職員が駆けつけられる。安全管理面はもちろん、職員の心理的安全性が高まり、それが安心感につながっている」と導入効果を語ります。

オンラインで説明会 実機手に全員納得

 お試し利用の初期段階では、担任全員が参加できる夕方4時半以降に集まり、同社からオンラインで操作説明を受けたといいます。

 「お試し利用ができたことで職員の不安解消に役立った。職員の都合にあわせて説明会も開催してもらえたので全員で聞くことができた。オンラインだからこそ対面より気軽に検討できてよかった」

 導入から2年。当初は予想していなかった効果や活用法も生まれています。

 「前はバス3台で8コースを送迎する際、次のコースの添乗員が余裕をもって待機していた。今は到着が近づくと連絡が入るのでそれまで他の業務ができる」

 さらに、発表会では前のクラスの出番が終わりそうになったら次のクラスへ準備を促すなど、行事の円滑な進行にもIP無線機が活躍しているそう。

サポートに太鼓判を押す後藤事務長

 「機器の調子が気になると即日で代替機を送ってくれる。頼りになる」とサポートに感謝しているそうです。

 災害時の連絡手段としても注目されるIP無線機。同園のように、利便性や必要性を職員自身が実感した上で導入することが、効果的な活用のカギといえます。

執筆者
芦川桃香

取材・執筆を担当。地方IT企業の広報目線で、地元企業の採用活動やオンライン配信などを支援。

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