巨大な遊具のような園舎、移り変わる四季や小さな生命と出会う園庭、遊びが無限に広がる玩具、身体を自然と動かしたくなる遊具など‥‥、園のなかには、子どもの育ちを願ってつくったしかけが隠されています。「子どもの遊びと学びの秘密」では、そのしかけに注目しました。今回、紹介するのは、福井県福井市のめぐみこども園の子どもたちが遊ぶ自然豊かな園庭「ASOBIO」です。
自然の不思議さ・面白さ・美しさに出会う園庭「ASOBIO」
体を使って遊ぶ場所だけでなく、思いにふけって静かに過ごせる場所、斜面や起伏、たくさんの自然など、さまざまな機能を持つ園庭『ASOBIO[アソビオ]』。ここでは、子どもたちが草花や生き物、土、水との触れ合いに目を輝かせながら思い思いに遊びます。季節の移ろいや命のつながりを肌で感じながら、みんなのわくわくが生まれる憩いの場所なのです。
秘密のしかけ人 株式会社スマートエデュケーション
幼児向けICT事業を展開する同社が手がける自然豊かな園庭「ASOBIO[アソビオ]」。全国ネットワークでの実績を活かし、保育・教育の視点から園庭研修、設計、施工を行っています。園庭研修では園児に一番近い先生たちが中心となり、理想の園庭をデザイン。遊びの展開や挑戦する姿、自然体験を想像しながら専門家や施工者、地域の人々と完成を目指します。一連の活動が評価され、2024年にグッドデザイン賞を受賞しました。
担当者の声 長沢 秀平 さん
主体性を発揮する・命の大切さを学ぶための環境が大切です。多彩な地形と生態系が息づくASOBIOは、自然の不思議さ・面白さ・美しさと日々出会い、一人一人の遊びが広がる場所。子ども・保育者・自然がともに主役の「共主体」の園庭をつくりませんか?
「ASOBIO」公式サイト