保育士らが資格取得 自然の保育力と子どもをつなぐ「こども環境管理士」

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 巨大な遊具のような園舎、移り変わる四季や小さな生命と出会う園庭、遊びが無限に広がる玩具、身体を自然と動かしたくなる遊具など‥‥、園のなかには、子どもの育ちを願ってつくったしかけが隠されています。「子どもの遊びと学びの秘密」では、そのしかけに注目しました。今回、紹介するのは、神奈川県横浜市のながつた幼稚園の保育士が取得・実践する「こども環境管理士」です。

自然×保育の環境づくりの専門家がつくる環境構成

ここは園の敷地内にある「どんぐり山」。長津田の自然が生き、多様な生き物が暮らすこの場所は、子どもたちにとって身近で広大なあそび場。体育あそびの時間には落ち葉の中を自分の手足を駆使して頂上へ!自然×保育の環境づくりの専門家・こども環境管理士の資格を持つ保育士が寄り添い、四季や命の尊さを全身で感じます。

自然を体感しながら頂上を目指すながつた幼稚園の子どもたち

秘密のしかけ人 こども環境管理士

子どもの五感を刺激し、豊かな感性や思いやる心をゆるやかに育む自然。四季の移ろいや生き物の息づかいを感じられる自然の中での遊びは、子どもたちが目を輝かせるような不思議や発見の連続。「こども環境管理士」は、そうした自然の保育力と子どもをつなぐ保育者のための資格です。自然とのふれあいを通じた体験の場づくりや自然に関する知識、考え方を身につけ、自然とふれあえる環境を身近に確保。保護者からの信頼も厚い専門知識です。

橋を渡って自然のあそび場へ!
蛇を興味津々に見つめる子どもたち
1級こども環境管理士 笠原逸子園長(ながつた幼稚園)

豊かな世界観を身につける上で最良の資格。子どもの素直な感覚を受け止め、拾い上げられるようになります。体験を共有することは、子ども同士や先生との関係構築にもつながっています。

こども環境管理士の資格を取得した笠原逸子園長
実施・認証 公益財団法人日本生態系協会

時に思いどおりにならないのも自然の面白さ。子どもは知恵を働かせ目を輝かせて遊びます。資格取得後は自然を活かした園づくりの相談も。子どもの笑顔を一緒に広げませんか?

令和7年度こども環境管理士受験申込は2025年6月1日(日)~9月16日(火)
こども環境管理士とは?
こども環境管理士の活躍のようす
執筆者
服部由実

2021年より4年間、編集長を務め、現在はIT企業の広報部門に所属する立場から企画・取材を担当。

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