2022年10月、 BTA2022の受賞商品が出揃いました。
ICTを活用しさまざまな課題解決を行うサービスが選ばれた
保育ICT部門大賞の『gifted・発達障害支援者向け動画メディアincluvox《インクルボックス》』(株式会社voice and peace)は、安価な月額で300本超の支援方法を1分で解説する動画教材が見放題、最新情報や専門知識を週2回配信。研修動画として利用価値が高いものです。同優秀賞の『要支援要保護児童等リスクアセスメントAI評価システム』(株式会社 カナミックネットワーク)は、要支援要保護児童等が虐待へ重度化する前に厚労省のリスクアセスメントツールに基づいてハイリスク家庭を可視化し、手作業では膨大な項目があるものを数分で判定支援します。同じく優秀賞を受賞した、『保育業務支援サービス「HoiCa」』(HappyLifeCreators株式会社)は、効率的かつシンプルな業務支援システム。登降園はICカードとタブレット端末で管理、保護者連絡はLINEのみで完結できます。
他部門でも子どもの育ちを共有するサービスが受賞
他部門大賞の『もったいないを未来につなぐ「コドメル」』(株式会社JPホールディングス)は、同社保育施設に設置された寄付BOXで育児用品や衣料品を回収し、リユース品としてWeb上で提供しています。優秀賞の『せんせいみて!』(株式会社ルクレ)は、専用スマホで写真や動画を撮影するだけで、自動的に仕訳て保護者の端末に送信してくれる成長共有サービス。
今年の受賞商品は関わり支援とシンプルさが特徴と言えそうです。