「いつも通りにパソコンの電源ボタンを押したのに電源が入らない!」「使用中に電源が落ちてしまった!」といったことはありませんか?電源が入らないといっても、
- 電源のランプが点灯しない
- 電源ランプは点灯しているが、画面が映らない
- 電源ボタンを押すと電源が入ったり入らなかったりする
- 使用中に電源が落ちてしまった
など、様々な症状や原因があるため、落ち着いてパソコン環境を確認し原因を探しましょう。
対処法
電源のランプが点灯しない場合1
パソコンへ通電されていないかもしれません。電源スイッチや配線の確認をしましょう。また、パソコンの電源コードが「タコ足配線」になっている場合、電圧が下がるなどパソコンの動作が不安定になることがあります。壁のコンセントに直接差し込むようにしましょう。
デスクトップパソコンの場合
電源ユニットの背面に主電源のスイッチがあり、このスイッチを手動で動かし、電源のON・OFFを切り替えることができます。この主電源のスイッチが物に当ったりなどでOFFになってしまうこともあるので注意しましょう。
ノートパソコンの場合
ACアダプタがパソコンにきちんと繋がっているか確認しましょう。ノートパソコンを移動した後など、ケーブルがきちんと繋がっていない場合もあります。電源タップに接続する場合、タップの電源がOFFになっていないか確認しましょう。
電源のランプが点灯しない場合2
パソコン本体に不必要な電気が溜まってしまっているかもしれません。不必要な電気を放出するために、放電をしましょう。
デスクトップパソコンの場合
- パソコンの電源が切れていることを確認
- 電源コードをコンセントから抜く
- しばらくしてから、再度電源コードをコンセントに差し込み、電源を入れ直す
ノートパソコンの場合
- パソコンの電源が切れていることを確認
- 電源コードをコンセントから抜く
- バッテリーを外す
- しばらくしてから、バッテリーを付けて、再度電源コードをコンセントに差し込み、電源を入れ直す
※バッテリーを外せない機種は、デスクトップの方法を行います。
電源ランプは点灯しているが、画面が映らない
デスクトップパソコンの場合、画面消灯ランプが点灯しているか確認しましょう。画面自体の電源が入っていない可能性があります。また、パソコン本体に不要な電気が溜まってしまっているかもしれません。不要な電気を放出するために、放電をして、再度電源を入れてみましょう。(上記対処法を参照)
ノートパソコンの場合は、液晶パネルの不具合が原因とも考えられます。
電源ボタンを押すと電源が入ったり入らなかったりする
主に寒冷地での現象となりますが、深夜や早朝にパソコン周辺が0℃以下になった時に、電源が入りにくくなることがあります。低温のまま電源が切れた状態が続くと、パソコンも低温となり、通電しなくなってしまいます。この時、気温を上げる必要がありますが、急に気温を上げるのは危険です。急激な気温の変化で結露等が発生してしまい、他の不具合も起こしかねないため、徐々に気温を上げてから電源を入れ直しましょう。また、0℃以下になる環境にパソコンを置かないことをお勧めします。
使用中に電源が落ちてしまった
パソコン本体に不要な電気が溜まってしまっているかもしれません。不要な電気を放出するために、放電をして、再度電源を入れてみましょう。(上記対処法を参照)再度電源が入らない場合は、部品などが故障してしまった可能性もあります。