誠実な作り手の顔見える安心感 安心・安全・良質おもちゃを

「宇宙ステーション」の完成時の記念写真。みんなで作品作りをするのも楽しい
ともえ保育園(静岡市)園長の八木静雄さんが、縁あって知育玩具メーカー社長の桑原さんと出会ったのは2年前。以来、子どもたちとともにブロックの遊び方研究に協力しています。今回は保育室より「望ましいおもちゃ選び」について考えます。

 高齢者のグループホームに併設しているともえ保育園は、子どもたちの元気な笑い声とかわいい歌声が、そこに住まう人々を温かく包んでいます。家庭的な雰囲気の空間に集まった異年齢の子どもたちは、今日も大好きなブロックで遊んでいます。「ブロックは昔から人気のおもちゃ。子どもたちはその時の気分に任せて楽しそうに何かを作るんですよ」そう話す八木さんのもとに、「ほら、船ができたよ」「ロボットかんせい」と、手に手に作品を持った子どもたちが続々と集まってきます。

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↑友だちの空想に耳を傾ける様子
 
 「よし、じゃあ今度は合体させてみようか」。先生の掛け声を受けて、今度は大きな輪になって向き合い、再び創作活動に没頭する子どもたち。「何ができるかな」「ぼく、電車がいいな」「窓もつけようよ」。小さな手が慌しく動いていたかと思ったら、誰かが叫びました。「宇宙ステーションが完成だよ」。かわいい歓声があがりました。個々に作ったものが大きな何かに発展する、その想像の過程をみんながワクワク楽しんでいるのがわかります。
 

色や数遊びの教材として

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↑バナナと同じ色はどれかな?

 同園では、ブロックのカラフルさと四種の形を活かし、色や数遊びの教材にしています。さいころの出た目の数・色と同じブロックを選び、ドットプレート(ブロックをはめ込んで遊べるプレート)にはめ込む早さを競います。小さな子どもは、はめ込みにも一苦労。また、大きなものを選ぶほうが良いという知恵も必要ですが、ここは年長さんがしっかりとサポートしていました。付属の「おかたづけボックス」に片付けるまでが楽しいゲーム。協力し合って片付け完了。お遊びも終了です。

 「指先を使い、イメージを表現でき、子どもたちだけで遊んでいても安心・安全なもの」。八木さんが考えるおもちゃ選びの基準をクリアしていたのが桑原さんの開発したブロックでした。「地元の企業だということで安心感がありましたが、こうして作り手の顔を知り、直接関わることで得る情報が更に安心感を生みました」と八木さん。作り手との交流は、電話問い合わせ、展示会での出会いなどのほか、ホームページも有効な手段のひとつ。ものづくりに従事する人々も先生方の声を待っています。両者が歩み寄ることで、より品質の高い、安心・安全な、何より子どもたちが胸躍らせるおもちゃが生まれることでしょう。

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↑慎重にはめ込む様子

執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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2歳からの楽しい知育おもちゃ「B-Block」
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