2008年7月。表参道をにぎわせたApple(アップル)社製の携帯電話「iPhone(アイフォーン)」。行列にこそ並びませんでしたが、私もなんとか発売日に入手しました。あれから2カ月。使えば使うほど、その面白さを実感する毎日です。
アイフォーンでは、パソコンと同じ感覚で快適にネットを利用することができます。外出先で気になったキーワードを調べたり、通勤中に見つけた広告から懸賞に応募したり、食材からレシピを探したりと、ネット検索を気ままに楽しめます。
カーナビで使われているGPS(ジーピーエス)も搭載されており、「Google Map(グーグルマップ)」という地図サービスを利用すると、現在地や目的地までの地図を調べられます。画面に直接触れて地図を拡大縮小、移動する感覚は、まるで地球儀を自由に動かしているよう。これがアイフォーン特有の「タッチパネル」の感覚です。近場にランチに行くにも、口コミサイトで評判のいいお店を調べ、地図を表示します。携帯電話用サイトよりもパソコン用サイトは情報量が多いので、検索するならパソコン用サイトをおすすめします。
このほか、世界的に話題となっている動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」を見るためのプレーヤーがインストールされており、お気に入りの動画を持ち歩くこともできます。動画の扱いに慣れ、気軽に楽しむ感覚がこれからますます必要になってくるでしょう。
アイフォーンでは、すきま時間を活かして楽しんだり学んだりすることができます。小さな感動やワクワク感も味わう機会が増えます。携帯電話でもパソコンでもない、未だに私の中ではっきりとした位置づけができない道具ですが、毎日新しい発見があるのは確かです。持った瞬間から何かとつながり、その先に新しい世界を広げることができる、そんな可能性を感じることができるのがアイフォーンなのです。