
送迎ニーズが変化する中、日産車体株式会社は25人乗れる通園バスを提供。コンパクトながら1クラス分の園児を一度に送迎でき好評です。
少子化や送迎ニーズの変化によるバス利用者数の減少、バスルート調整の手間や運転手不足など、通園バス運行の課題は多々あります。日産車体株式会社・株式会社オートワークス京都は2024年、こうした現場の声に応え、「幼児23人乗り・25人乗り幼児通園専用車」の販売を開始しました。従来の幼児21人乗り日産キャラバンをベースに、コンパクトさは維持しつつ、1クラス分の園児を送迎でき、効率的な通園をサポートします。

幼児25人乗りのキャラバンに乗り込む園児たち
安全装備も充実しており、車線逸脱警報や踏み間違い衝突防止アシストを標準搭載。オプションで車内置き去り防止支援システムも備えられます。車体色はホワイトとライトイエローの他、キャラクターバスの塗装も可能です。内装にはオートステップや大型非常ドアを採用。日産車体株式会社の峯 好英さんは「各座席に備えた空調の吹き出し口で夏場も快適。日産グループ会社による品質の高さも強みです」と話します。
学校法人ワタナベ学園(埼玉県)は、園児数や利用者数の変化に伴い、41人乗りバスから同社の25人乗りバスに変更しました。職員は「道幅の狭い道も走れるようになり、バスルートを選ぶのが楽になった。園外保育でもクラス単位で移動できて便利」と話します。園児の安全と快適性を守りながら、現場の負担軽減にもつながる新たな選択肢となっています。















