「おと♪はぐ」で広がる音楽の輪
人と触れ合いつながる豊かな心

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 子どもの音楽体験は、感性や思いやりを育むことが期待できます。創立69年を迎える観音寺聖母幼稚園(香川県)は2024年度にヤマハ音楽振興会の「おと♪はぐ」を導入。園児や保育者に広がる効果を聞きました。

この記事のポイント

  • 地元の楽器店から紹介。園向けの正課音楽プログラム「おと♪はぐ」を導入
  • 月1回、30分のプログラムを年齢ごとに実施し、園児への豊かな情操教育を実現
  • 人手不足の時代だからこそ、多様なパートナーと協力し、園を共創する体制づくりを推進

「すべての子どもたちに特色ある教育を受けられる機会を」と願い、実践してきた観音寺聖母幼稚園。特に音楽の分野では、幼児期に感受性が大きく育まれるため、指導者には専門性や高い技能が求められ、指導方法や楽器の準備など課題を抱えていました。

そうした中、地元の楽器店から紹介を受けたのが「おと♪はぐ」。YAMAHA MUSIC SCHOOLの講師による、園児が本物の音楽に触れられる園向けの正課音楽プログラムです。尾﨑美香園長は「人との豊かな触れ合いを通して深い感性を身につけてほしい」と導入を決めました。導入前体験会でのメリハリある充実した内容と園児が思いきり楽しむ姿が印象的だったそうです。

同園では、月1回、30分のプログラムを年齢ごとに実施しています。内容は歌唱、鑑賞、リズム、鍵盤演奏といった基本プログラムと、音を通じて表現や共感を育む探求プログラム。園児は、リズム遊びやデジタル音楽絵本を見ながら歌う体験を特に楽しんでいます。

講師が本格的な演奏 職員協力し学ぶ場に

「おと♪はぐ」は講師との出会いも魅力の一つ。各園にはヤマハの講師が出向き、継続的に関わります。講師は園児から大人気で、講師やプログラム内容を自宅で嬉しそうに話す園児もいるようです。

講師の動きを真似て元気いっぱいに体を動かす園児たち

講師による美しい生演奏も好評で、園児への豊かな情操教育に。素晴らしい伴奏技術は教職員にも刺激となり、音楽をより学ぶ場となっています。少子化などで職員数が減少する中、「一人でがんばるのではなく、様々な人の意見を取り入れ、協力して園を運営する体制づくりが大切」と尾崎園長。その意味でも講師の存在は大きいそう。音楽に触れ、呼吸や目線を合わせて奏でるひととき。非認知能力を育む時間にもなります。詳細はサイトから。

「おと♪はぐ」の詳細はこちら
学校法人聖母学園 観音寺聖母幼稚園(香川県)

1957年創立。英語、体育、お茶、異年齢保育など私学特色教育を取り入れ、豊かな人間性を養う教育に力を入れている。

執筆者
伊藤さくら

取材・執筆を担当。新聞社で記者を経験後、現在はIT企業の広報部門で発信業務をしています。

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