必要なテキストを瞬時に呼び出し IT企業社員おすすめ コピペの助っ人「Clibor」

クリップボード画面とCliborアイコン
 メール作成に資料作成、おたより制作。みなさんは1何回、コピー&ペーストをするでしょうか? 今回はコピーの履歴を保存できるクリップボード履歴ソフト「Clibor(クリボー)」を紹介します。

 「Clibor」は、コピーの履歴が最大1万件まで保存できるクリップボード履歴ソフトです(クリップボードとは、あるデータをコピーしたときに、これらのデータが一時的に保存される領域のこと)。

 Cliborをダウンロードするとタスクトレイにソフトが格納され(右図)、アイコンを右クリックすると履歴削除や定型文グループの作成が可能です。

 使い方も簡単で、Ctrlキーを2回押すだけでクリップボードが表示され、それまでにコピーした情報の履歴を瞬時に呼び出すことができます。あとは、一覧から必要な情報を選択し、ペーストしたい位置に貼り付けるだけ。「過去にコピーした情報をもう一度使いたい」。Cliborは、そんなときに活躍してくれるツールです。定型文を保存したり、検索で情報を絞り込むことも可能。

使い方① クリップボードからコピー&ペーストする


 コピーしたい情報を[Ctrl+C]でコピー。[Ctrl]を2回押すとクリップボードが表示されます。履歴からコピーした情報を選択し、ペーストしたい位置に[Ctrl+V]で貼り付け。

使い方② よく使う文章を定型文として保存する


 クリップボードの情報を右クリックすると、定型文として登録できます。定型文のグループ作成は、タスクトレイのCliborアイコンを右クリックし、[定型文グループの編集]を選択。

使い方③ クリップボード内の情報を検索機能で絞り込む


 クリップボードの画面に表示されるのはコピーした情報の一部分のみ。そういう時は検索機能を使った絞り込みが便利です。[Ctrl+Shift+F]を押すと、検索窓が表示されます。

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執筆者
服部由実

編集長。企画・取材を担当。IT企業の広報部門に所属し、社外広報や採用活動に取り組んでいます。

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