食育事業の一環としてウィズガスCLUB(事務局 社団法人日本ガス協会)が主催する「第2回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト~炎の調理で五感を研ぎ澄ます~全国大会」が2月1日、東京ガス新宿ショールームで開催されました。
この日は総勢4,134組の中から勝ち抜いてきた全国8ブロックの代表12組が集結。「我が家のばんごはん」をテーマに、親子で考案したアイデア料理をガスならではの火力を活かした方法で調理しました。
出場が決まってからは、毎週1回リハーサルをしてきたという東北地区代表の猪狩さん母子。茉生(まお)さん(小3)は、「食事の支度は普段から手伝っている。初めのうちは油を扱うのが怖かったけど、だんだん慣れてきた。」と答えながら、揚げ物の火加減を上手に調節していました。関東中央地区代表の川原さんは、「ガス会社主催の料理教室に参加してコンテストのことを知った。一緒に参加したかった上の娘のスケジュールが合わず、急遽息子を誘ったが楽しく取り組んでくれた」と語ります。息子の巧介くん(小2)も、「ごはんの時は、箸やお茶碗を並べる手伝いをしていた。料理はお母さんに教えてもらった」と、はにかみながら話してくれました。
完成した料理は、地域の食材などをとりいれたアイデア満載のメニューばかり。審査員の1人である服部幸應氏も、間近で調理を見守りながら「息のあった親子の連携が見事」と終始感心しきりでした。審査は「おいしさ」「オリジナリティ」「調理方法」「親子のチームワーク」の4つのポイントで行われ、参加者には各賞が贈られました。
終了後には食育セミナーも開催され、有識者から食を選ぶ力を身につける大切さや食育の具体的な取り組みなどが紹介されました。ウィズガスCLUBのホームページでは、コンテストの詳細の他にも、食育関連の情報が公開されています。