子どもたちの遊びの世界をひろげるサポートをするのが、おもちゃインストラクター。身近な材料を使ったおもちゃの作り方と指導を行うことができます。2012年末時点で、全国で15,000名が資格を取得しており、子育てや保育の現場で活躍しています。
講座概要
- 1.楽しくなければ遊びではない
- 2.一を知ったら十に膨らませる
- 3.遊びの主役は子どもと心得よ
- 4.体験する過程を大切に
- 5.創造性やユニークな考え方を尊重する
遊ぶ力・つくる力・指導する力 を身につける
本来子どもたちが持っている「自由に遊ぶ力」や「遊びをつくりだす力」。その力を発揮できるよう支援するのが、おもちゃインストラクターの役割です。身近な素材で簡単にできるおもちゃを覚えれば、どんなものを使ってでも、おもちゃ作りができるようになります。おもちゃがひとつしかなくても、遊びを広げる力を持っていれば、成長・発達・環境に合わせて遊び方を工夫することができます。
おもちゃインストラクター 遊びの実践と心構え5ヶ条
講義
おもちゃインストラクターはじめの一歩
子どもに接する現場での役割や意義を通して、おもちゃインストラクターの心構えを学ぶ
手作りおもちゃ・既製品玩具の遊び論
ハンドメイド・トイとメーカー・トイの融合を目指し、子どもとの上手な付き合い方を学ぶ
子どものおもちゃ学入門
子どもの成長・発達とおもちゃの関係から、現代の子どもの生活までをおもちゃや遊びを通じて学ぶ
おもちゃの世代間交流論
子ども同士、保育者と子ども、親子、祖父母と孫などの様々な人間関係を結ぶ、おもちゃの多世代交流論を学ぶ
資格取得講座のご案内
計8時間の講座はワークショップ中心型。実際に手と身体を動かし、自分自身が遊びの楽しさを実感しながら学んでいただいています子どもたちと共に真剣に遊ぶことの大切さ、手作りおもちゃのあたたかさとその重要性を2日間かけて、体感ください。
【開講地】 幼児教育や保育系大学・短期大学、社会福祉協議会、生活協働組合など。
ワークショップ
画用紙は手作りおもちゃの魔法の材料
1枚の画用紙から「江戸からくり玩具」3つを作る不思議な不思議な魔法のワークショップ
牛乳パックはおもちゃの材料の王様
牛乳パックを征するものは手作りおもちゃを征する。おもちゃ美術館で人気NO.1の玩具作りを体験
新聞紙をとことん楽しむ おもちゃ遊び
身近な素材を使って、様々な遊びを生み出すワークショップ。1つの遊びを10の遊びに広げる技を学ぶ
世界のおもちゃで遊ぶ・学ぶ
世界各国の優良おもちゃで遊ぶことを通して、おもちゃを通じたコミュニケーション術を学ぶ
受講者の声
- 夏に幼稚園の実習があるのでうが、この講座に参加する前までは、いざという時に子どもたちと一緒に遊べるかどうか不安がありました。しかし、2日間、身近なものをつかった楽しい遊びを体験でき、不安な気持ちが和らぎました。新聞紙一枚もこんなにいくつも遊びは作れるんだなと感動しました。
- 保育士として2年目ですがまだまだ遊びの引き出しが少なく、困る場面がありました。身近にあるものでこんなにたくさん遊べることに驚きました。使い捨ての時代ですが、これらの遊びを通じ、ものの大切さを実感することができました。
- 私はクラフト素材のメーカーに勤務しており、仕事の参考になればとこの講座を受講しました。自分で考えて、作ってそして遊ぶという過程がとても重要だということに気づきました。これからは高齢者の方のリハビリなどの分野も考えて生きたいと思います。
- 期待以上の内容に、楽しさ、面白さを超え、感動してしまいました。先生の純粋な心の中の気持ちがストレートに注がれてくるような時間でした。
| 名称 | おもちゃインストラクター養成講座 |
|---|---|
| 会場 | 長﨑書店(熊本市) |
| 日程 | 2015年9月26日(土)13:00~16:00/9月27日(日)10:00~16:00 |
| 受講料 | 一般10,300円/会員8,300円 |
| 定員 | 40名 |
| お問合せ | 東京おもちや美術館/認定NPO法人日本グッド・トイ委員会 TEL 03-5367-9601 FAX 03-5367-9602 http://goodtoy.org/ttm/ |






