LITALICO、保育士不足や家族コミュニケーションにおける社会課題解決に挑むユニファ株式会社への投資を実施
「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、 障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、 代表取締役社長:長谷川敦弥、 証券コード:6187)は、 保育士不足や家族コミュニケーションに関する社会課題を、 テクノロジーを活用して解決することをビジョンに掲げているユニファ株式会社(本社:愛知県名古屋市、 代表取締役社長:土岐泰之、 以下、 ユニファ)への投資を実施いたしました。
■ ユニファの社会課題解決に向けた取り組みについて
ユニファは、『「家族×テクロノジー」で世界中の家族コミュニケーションを豊かにする』というビジョンの下、わが国で大きな社会課題となっている保育士の労働環境の改善をテーマに事業を展開しています。現在は、これまで幼稚園や保育園において手書き注文や現金決済で行われ、保育士にとって負担となっていた園内での写真販売をデジタル化し、保護者がインターネット上で直接、写真閲覧や購入を可能にする「るくみーフォト」事業を主軸事業としています。
ユニファでは新たに、園児の安全・安心をテクノロジーによってサポートする「チャイルドヘルスケアIoTサービス」を中核に据えた、保育の新しい在り方を創造する「スマート保育園構想」を強化する方針です。そして本日、乳幼児の午睡中の体の向きなどを検知し危険な状態をいち早く警告するとともに、保育士のチェック記録の業務負担を軽減する新サービス「るくみー午睡チェック」を発表しました。今後も、保育の質向上と保育士の業務効率化を両立するサービスの提供を予定しており、保育業界が抱える課題解決に一層取り組んでいきます。
当社は、こうしたユニファの取り組みと今後の成長可能性の両面を高く評価し、今回の投資を決定いたしました。
※ユニファについて詳細はhttps://unifa-e.com/ をご覧ください。
■ LITALICOの投資に関する方針について
これまでも当社は、ビジョンに掲げる「障害のない社会」の実現に向けて、多様な人のニーズを多様なサービスで満たしていくことが必要との考えから、一般の方も対象とした車いすを革新的なパーソナルモビリティとして開発するWHILL Inc.や、小中高等学校の先生間で情報交換や相談し合うことのできるSNS「SENSEI NOTE」を運営する株式会社LOUPEといった、当社とビジョンを共有する企業への投資を行ってきました。
今後も、当社は社会課題解決をビジネスの力で実現しようとする企業への投資を積極的に実施していく方針です。投資により、当社だけではできない社会課題の解決を「群れ」で実現していくことを目指してまいります。
【LITALICOについて】
LITALICOは、「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、就労支援サービス「LITALICOワークス」、ソーシャルスキル&学習教室「LITALICOジュニア」、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を展開、障害のある方を中心に幼児期の教育から就労支援までのワンストップサービスを提供しています。また、子育て情報メディア「Conobie」や発達障害のある子どもの家族のためのポータルサイト「LITALICO発達ナビ」など、インターネットを通した情報発信に関する事業も行っています。2016年3月に東証マザーズに上場、2017年3月に東証一部に市場変更しました。詳細はhttp://litalico.co.jp/ をご覧ください。