名簿や会計報告だけの活用ではもったいない
表計算ソフト「エクセル」は文字通り、きれいな表や自動計算シートを作ることができる便利なソフト。名簿や会計報告作成などで日常的に利用している先生も多いでしょう。
みたけ台幼稚園では、使い慣れたこのソフトを最大限に活用して、園だよりや入園案内など様々な印刷物を作っています。文書作成といえばワープロソフトのほうがなじみがあるかもしれませんが、エクセルのほうが操作や管理が楽になる場合も多いのです。
見やすい表作成機能や複数シートを活用する
エクセルもワードとほぼ共通の操作で図形描画やイラスト挿入ができます。表作成の専門ソフトですから、予定をコピーしたり、セル(マス目)に色をつけたり、選択した部分だけに罫線を引いたりする操作がしやすいのが特徴です。行事予定やお知らせが中心の園だよりでしたら表形式が最も見やすいでしょう。(右図1)
十数ページにわたる入園案内冊子もエクセルならひとつのファイル内に複数の「シート」を追加してページの管理ができ、シートごとに印刷設定を変更することもできます。内容は年間予定や1日の生活、費用や準備物など表にまとめたほうが見やすい情報が中心です。また、表紙に飾り枠やイラストを配置する時にはセルが方眼紙の役割を果たしてくれて便利です。(右図2)
オルフィスならモノクロ並みのコストで安心
理想科学工業の高速カラープリンター「オルフィスX9050」なら、カラーデータを1枚2.05円、1分間に150枚の高速プリントが可能です。300枚でも印刷時間は約2分という素早さ。また、複数ページの原稿を簡単に小冊子印刷できます。例えば、20ページの小冊子を30部印刷するのにかかる時間は約4分くらいです。エクセルは表のデータをグラフ化するのも得意です。おたよりや入園案内には、かわいいイラストだけではなく、カラフルな表やグラフを用いることで、さらに保護者の関心を引くことができそうです。