幼稚園や病院でのライブも盛況 コバユー「童謡レゲエ」

全12曲収録(¥2,100)

 「夏の思い出」「赤い靴」「月の沙漠」などといった日本人なら誰もが口ずさめる童謡を、ジャマイカ生まれのレゲエにアレンジした「童謡レゲエ」が話題になっています。 
 歌っているのは2008年にレゲエ・ドールとしてデビューし、現在下北沢を中心に活動をしているCoba-U(コバユー)さん。昔から童謡が好きだったという彼女は、子どもたちだけでなく、大人にも楽しく聞いてもらえるように願いを込めて、ファーストアルバム「童謡レゲエ」を2009年6月にリリースしました。

 幼稚園や病院でのライブ活動も行っています。7月には横浜市のみたけ台幼稚園を、九月には大和市の大和徳洲会病院介護センターを訪ねました。子どもたちも高齢者も「ハート・ビート(心臓の鼓動)」と言われるレゲエのリズムに合わせ、手拍子をしたり、体を動かしたり、一緒に口ずさんだり。高齢者の中には昔を思い出すのか涙ぐむ姿も見られるといいます。

レコード会社公式サイトでは試聴が可能
レコード会社公式サイトでは試聴が可能

 11月25日には「赤鼻のトナカイ」や「ジングルベル」など五曲をメドレーにしたレゲエ・アレンジの「クリスマス・メドレー」をリリース。出張ライブの問い合わせも受け付け中です。

執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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