幼児期からの英語教育について考える【後編】

執筆者
庄子茉衣子

幼稚園で生まれた英語教育カリキュラム「GrapeSEED」のイベント企画・広報を担当。

 後編となる今回は、今後の英語教育の軸となる「話せる英語」を身に付けるために必要な要素を考えてみます。

 言葉は「実技」と言われることがあります。ピアノや水泳などと同様、費やす時間が多ければ多いほど身に付き、表現も豊かになっていきます。私たち大人が日本語を話せるようになった過程に置き換えて考えてみても、幼児期に親から沢山の語りかけを受け、聞こえた音を真似しながら少しずつ会話ができるようになった方も多いのではないでしょうか。

 そのことからも、もし子どもたちに「話せる英語」教育をプレゼントしたいというのであれば、幼稚園の〝毎日通う環境〟を活用して、例えば毎日1コマでも英語で先生とやり取りをする時間を捻出することも大変効果的なことでしょう。

 もちろん時間を確保することだけで自動的に英語を話せるようになるわけではないので、その前提をもって「どのような内容を」教えれば話せるようになるのか、それを「誰が/どう」教えるのか、という知識を深めることが大切です。適切な環境と正しい方法さえあれば、きっとどんな子どもでも英語は話せるようになります。

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