未来の遊びで子どもの創造性育む

デジタル世界の楽器で音楽を奏でる

 遊んでいるだけで創造性が身につく「しくみ」を取り込んだイベント「Spaaark!!(スパーク)ぼくもわたしもクリエイター」が、7月21日~8月20日の1カ月間に渡り、さいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市)内のTOIROで開催されました。同イベントは、(株)しくみデザインがプロデュース。子どもの新たな能力を引き出す、未来のエデュテインメント施設をテーマに、体を動かすことで創造性を刺激する10のアトラクションを展開するイベントは全国初です。会場には親子連れをはじめ、毎日300名に上る参加者が訪れました。

 カメラの前で体を動かすと音が鳴り、演奏ができる「KAGURA(カグラ)」、タブレット内で描いた絵を使って大画面でシューティングゲームができる「エアー合戦」など、カメラに写る自分や描いた絵のリアルな世界と画面内のデジタルな世界とのつながりが子どもたちの創造性をより育みます。中には、何十分もカメラの前で体を動かしている子も。誰でも簡単にプログラミングができるアプリ「Springin’(スプリンギン)」のワークショップも同時開催されました。

 デジタルを取り入れたこれからの遊びや学びの「しくみ」に注目です。

執筆者
八木侑子

2・4面担当のパステルIT新聞編集スタッフ。ライティングだけでなくデザインも担当しています。

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