楽しい体験から始まる「体づくり・心づくり」

 (株)ジャクパ プロデュースのもと、杉山芙紗子氏がインタビュアーとなり、こどもとスポーツとの関わりについての対談が実現しました。その様子を全3回にわたって、お届けします。

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元プロテニスプレーヤー 杉山 愛 氏 母
杉山 芙沙子 氏

元プロテニスプレーヤーの杉山愛選手の母・元コーチでもある。教育研究者やテニスアカデミーの校長ほか多方面で活躍中。

本文中表記:「杉」

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元女子卓球選手 平野 早矢香 氏 母
平野 美恵 氏

女子卓球、平野早矢香さんの母。アスリートの親として、元教師として、保護者向け講座の講師を多数務めている。

本文中表記:「平」

2人の娘に共通好奇心と集中力

 早矢香ちゃんはどんなお子さんでしたか?

 明るく活動的で好奇心も旺盛。あそびでも何でも面白がって繰り返しているタイプでした。

 愛にもそういうところがありました。2歳半くらいのとき、ベランダから取り込んだ洗濯物のシャツのボタンをはめては外すを繰り返し始めて。集中して40分近くやってましたね。

 早矢香はパズルが大好きでした。当時の私は小学校に勤めていて、育児休暇後は両親に預けていました。迎えにいくと六ピースのパズルを「今日は何秒でできたよ」と父が言うので「じゃ、よーいどん」と数えてあげると喜んで繰り返し、どんどん早くなりました。

 愛も同じ。缶に入った五枚のパズルで遊ぶのが朝の一仕事でしたね。

両親が楽しむスポーツの世界へ

 早矢香ちゃんが卓球を始めたきっかけは?

 5歳のとき、私が昔お世話になった先生に再会し、小学生の卓球クラブを見学することになりました。夫婦で参加していたクラブチームの試合に連れていってはいましたが、こどもがやっているのを見て初めて「私もやってみたい」と言ったんです。

 それでやり始めたらはまったのですか?

 はまりましたね。パズルと同じで、やってみたら面白いというのがあの子自身、わかったみたいなんです。

とにかく楽しいできると嬉しい

 毎日やっていると少しずつボールが打てるようになっていって、それがすごく楽しいみたいでした。先生が「まずは挨拶、靴を揃えて。台も拭くんだぞ」とか「こういう練習を家で100回するとうまくなるんだぞ」と指導してくださると、あの子はそれを家でもしっかりやる子でしたね。

 うちも夫婦でテニスをやっていて、愛は一人で壁打ちをしていましたが、五歳を過ぎた頃、自分からスクールに行きたいと言い出して。初めは週に一度でしたがもっとやりたいと言うので習い事を淘汰しました。「いいの?」と聞くと「だってテニス楽しいんだもん」って言うんです。そこがポイントでしたね。

 はい。やっぱり楽しくないとできないですよね。(次号に続く)

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執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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