親のスマホ利用時間が子に影響 スマホとの関わりを考える

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親と子どもの利用時間の関係

 母親目線でネットの安全利用の啓発に取り組むNPO法人イーランチは、幼稚園・保育園に通う1~6歳児の保護者1,158名にアンケート調査を行い、幼児のスマートフォン(以下、スマホ)利用の実態と親のスマホ利用との関連性を示しました。

 スマホ利用時間ゼロの子どもの数値を見ると、親の1日の利用時間がゼロの場合は69.2%、15分利用している場合は53.1%、さらに、30分の場合は31.2%と減少しています。また、32.5%の子どもが親と同じ30分またはそれ以上の時間スマホを利用しています。親のスマホ利用習慣は、子どもの利用習慣に影響を与えており、親は自身と子どものスマホの使い方に問題がないか配慮する必要がありそうです。

 このアンケート調査は、イーランチが株式会社カスペルスキーの協賛事業の一環として実施しました。園を会場にした保護者向けの無料セミナーの開催や、セミナーのダイジェストを収録した教材DVDの無料配布も実施中です。保護者の生活にスマホが定着したことは、子どもたちにもスマホが身近になったことを示します。園としても適切なスマホの使い方を啓発してはいかがでしょうか。

スマホのある子育てを考えよう
執筆者
八木侑子

2・4面担当のパステルIT新聞編集スタッフ。ライティングだけでなくデザインも担当しています。

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