ゆめスポ導入園がデータを公開 運動能力の向上顕著

KDI ボール投げ測定結果(平成25年11月実施)

 英会話力、学習力、運動能力を育むカリキュラムで人気のバイリンガル幼児園「キッズデュオインターナショナル」(横浜市)が11月に実施した運動能力測定の結果が明らかになりました。これによると、前回測定時の6月から男女ともに成長が見られ、特にボール投げの結果は顕著。年長女児はボール投げで男児の数値を上回っていました。さらに、中野区幼児研究センターが推進する「運動遊びプログラム」の検証園のデータ(「平成24年度調査研究報告書」と比較しても、立ち幅跳びやボール投げで顕著な有意差が見られました。

 同園の櫻井氏は、「開園から2カ月で既にデータに表れていたが、今回、より明確になった。特に、女子のボール投げのデータは顕著。導入中のスポーツプログラム『ゆめスポ』で、筋力や身体の大きさに関係なく、短期間に身体の使い方が向上するとデータが証明してくれた」と語ります。

ボール投げ
ボール投げの測定風景

 拓人こども未来が提供する「ゆめスポ」は、東京大学大学院・深代教授が監修する、バイオメカニクスの力でスポーツを科学した幼児向け運動遊びプログラム。指導者派遣、職員研修、正課・課外導入支援も行われています。詳しくはWeb又はお電話(03-5542-2757)で。

平成24年度調査研究報告書
執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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