3年後、5年後の経営を考える ニーズ調査の重要性2

執筆者
大嶽広展

株式会社船井総合研究所
保育事業コンサルティングチームリーダー

保育園の組織改善、オペレーション体制の整備・保育所新規開設支援で多くの成功を導き出している。NHK「おはよう日本」他出演多数。
【問合】03-6212-2931

 今回は、幼稚園や保育所などの運営事業者が行うべき、簡易ニーズ調査の方法についてお伝えします。ニーズ調査で大切なのは、まず自園を中心とした商圏内(現在の園児の90%以上が通っている範囲)の対象人口を把握することです。その上で、その商圏に点在する幼稚園、保育所(認可外保育所も含む)をピックアップし、それぞれの定員および利用状況を把握します。これにより、保育所就園率も分かります。この各園の多くが認定こども園へ移行する可能性が高いため、競合が10園あった場合の想定移行数を5園、7園、10園の3パターンで作ります。それにより、大まかな新規の保育供給数(保育機能としての増加定員)が分かります。また、子どもは今後減少していく可能性が高く、地方都市になればなおさらです。例えば、商圏内の3年前の人口と現在を比較して94%だとすれば、毎年2%ずつ減少していることになります。今後もこれくらい減少するでしょう。

 以上を考慮して需要と供給を把握します。決して難しくはありません。大まかに今後を捉える指標になるかと思います。

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