笑顔コミュニケーション 保育士のコーチング

 4月23日、掛川小笠保育士会総会のあとの講演として、生涯学習開発財団認定コーチ 松田直子氏による「笑顔になれる!コミュニケーション講座」が開かれ、約三百五十名の保育士が保護者や職場関係者とのコミュニケーションを向上させるポイントを学びました。

 講演内では2、3名のグループを作り、話し手と聞き手に分かれて「良い聴き方」「悪い聴き方」のロールプレイングを実施しました。講師の指示で即座にロールプレイングを楽しく実践できる様子は、さすが保育士という印象。コミュニケーション力の高さを感じさせました。松田氏が「結局、人は自分の出した答えにしか納得しない。『傾聴』に徹して相手の言葉に耳を傾けること。コミュニケーション上手は聞き上手」だと説明すると、会場全体が大きくうなずいて納得した様子でした。

 また、自身のコミュニケーションタイプを知る「タイプ別診断」の結果を確認したところ、会場では圧倒的に「サポーター」と呼ばれるタイプが多いことがわかりました。サポーターは、人を援助することを好み、何よりも気持ちを優先したコミュニケーションを行うのが特徴。温かく穏やかですが、決断に時間がかかったり、リスクをおかすのが苦手だったりする傾向があると言われています。

 主催した掛川小笠保育士会長の宮澤さんは、「気持ちの優しい保育士ほど想いを抱えてしまう。若い保育士にも自分の想いを自分の言葉できちんと話せるようになってほしい。保護者に対してはもちろん、職員間でも必要な場面で伝えるべきことをきちんと言えるようになってほしい」と語りました。

執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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